ここ数ヶ月は断捨離強化月間で、あまりものを買わないようにしてきた。つもり。
「投資に夢中になると、モノより株が欲しくなる」というのは
どうやら本当のようで、あまり物欲は起こらなかった。
お買い物マラソン期間や、０のつく日５のつく日になると
どうにも落ち着かない私だけど、
グッとこらえてみるとだんだんそれが普通に！
この調子でお金を貯めたいものだ。
そんな禁欲中、唯一買ったのがこの女優ミラーで、
断捨離の思考の中、それでも欲しいな、と思ったものだった。
なんで欲しいと思ったのかというと
去年亡くなった祖母のことを思い出したから。
私の祖母は本当に綺麗な人で、
もちろん私はおばあちゃんとしてしか知らないのだけど
どうにも「女」な人だったと思う。
そんな祖母は朝優雅に起きて、
祖父の作る朝食を食べた後、
ダイニングやリビングで三面鏡を使い、丁寧にお化粧をしていた。
子供の頃は単純にその姿を見て憧れていたのだけど、
大人になって愕然と思う。
え、今日どこにも出かけないよね？！
そうなのだ。
祖母は一日外食をしなくても
きちんと化粧をして服を着ていたのだ。
いやいや、普通でしょと思うかもだけど
私やってないよね。
1日家から出ないってわかってる日はすっぴんですやん。
なんなら1日部屋着ですし。
猛烈に反省というか
祖母のすごさを思い知ったというか。
出かける日のメイクすらも、壁に立てかけてある鏡にへばりついて
日焼け止めと眉毛だけ描いて出勤して
残りは職場で、という大胆なことをしてる。
あぁ、これじゃいけないよね。
せめて壁にへばりつくスタイルやめよう。
テーブルに座るかしてメイクしようって
心に決めた。
そして、どうせ買うなら祖母のような三面鏡。
目が悪いんだからライト付きにしよう。
とこの鏡を買ったのだ。
正直に言えば、フル活用してるとは言えない(笑)
やっぱり忙しいと地べたに座り込んで鏡にへばりついてる。
でも、小さな三面鏡が棚に鎮座していることで
「私を使って丁寧にメイクしなさいよ」という無言の圧力になっているのだ。
わかってるよ、また今度ね。
と思いながら、歳を重ねながら美しかった祖母に近づきたいと
イメトレをしている次第なのでございます。
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