猫鹿日記

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FIP(猫伝染性腹膜炎)の治療薬

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FIPの治療薬について勉強する!

 

飼い猫モップちゃんが

FIP(猫伝染性腹膜炎)の疑いをかけられたことにより

急激に身近になったこの病気。

 

致死率99パーセント

発症から数日から数週間で死に至ると

獣医さんは言うはず。

 

私がセカンドオピニオンとして行った

病院では、

「巷にはこの病気に効くと言う薬もあると言いますが

論文が出ていないので、うちでは扱わないし

処方もできません」とはっきり言われた。

 

もちろん病名を言われた時点で

多くの人はネットで調べると思うし

調べたら「Mutian」と言う日本で未承認の薬が

効くらしいと言う情報には

簡単にたどり着ける。

 

なのになぜどの獣医さんも手を出さないのかというと

たまたま詳しい知り合いがいたので聞いてみたところ

先にあったように

「論文が出ていないから」「追試が不十分だから」

「教科書に載っていないから」と言うことで

そのように検証が不十分なものを

オーナーの言うままに治療で使ったり

処方をしたりできないと言うことらしい。

 

それはそれでもっともなことだとも思う。

 

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でもまだ方法はあるんだよ!

 

でも最近ではその使用や開発もかなり進んでいるらしく

お守りや気休めの類のものではないということも

わかってきているし

実際アメリカでは承認されている。

 

日本で使っている人の

クラウドファンディングの様子をみていても

かなりの例で寛解しているのがわかる。

 

問題は非承認の薬なので

取り扱っている病院が2020年5月現在で

全国に6件だけだということ。

(うち一つは我が大阪!)

 

それに加えて、この薬は

一日およそ1万円×84日

プラスアルファのお値段なので

ざっと100万円以上かかる計算。

 

飼い主さんの心理的金銭的負担は相当なもの。

この治療を試してみるかどうか、まずは大きな決断になる。

 

残念だけどそこまでの積極的な治療はできない、

ということであれば

あとは、少しでも苦痛を減らすように

ステロイド剤やインターフェロンの投与や点滴

ということになるらしい。

 

私自身も、モップちゃんがもしこの病気だったらと

突きつけられた時に

一も二もなく、Mutianで。

とは正直に思わなかった。

 

どれだけ苦しい治療かわからないし

100万円以上出して効果がなかったら?

FIPで命を落とすということも

猫という生き物の運命の一つなのかもしれないと。

 

伸るか反るかの治療を人間の勝手で決めてもいいのか

ましてやクラウドファンディングなんて

このコロナ禍の中、反感を持つ人も多いんじゃないか。

 

でも、いろいろ調べたのと

専門家の意見、経験者の手記を読み漁って

 

もしモップちゃんがFIPだったら

この治療薬をなんとしてでも試そうと思った。

 

理由は「治ってるから」。

 

致死率99パーセントって書いてあるけど

投薬した多くの猫ちゃん達が寛解している。

 

だったらやっぱり試してみたい。

そして少しでも早く研究が進んで

未承認から承認されて

どんな獣医さんでも扱えるような時代になってほしいと

この分野の勉強を続けていきたいと思った。

 

全ての猫飼いの人たちにも

最終の決定はどっちであってもいいと思うけど

FIPという病気を知っておいてほしいし

かかりつけの獣医さんに

打つ手なしと言われても

ないわけじゃない。

と希望を持ってほしいと思う。

 

自分の住んでる場所から一番近い取り扱い病院を

知っておくだけでも心強いと思う。

 

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