林真理子さんの1982年に出した本。
アマゾンアンリミテッドで読めるようになっていたので
ダウンロードした。
もうね。
今この文章書いたら叩かれまくるんじゃないかなって思うくらい
「デブ」とか「ブス」とか
他の女子の悪口書きまくり(笑)
今書いたら叩かれるのみならず
当時だってみんなびびったんじゃないだろうかって思う。
え、こんなこと書いちゃう作家さんいるの？て。
ほんと痛快で面白かった。
なんで今この作品がダウンロードできるのかって
きっと今の時勢が堅苦しすぎるからじゃないかなって思った。
いろいろなことを我慢しなくちゃいけない状況の中で
モテたい！お金欲しい！あいつ嫌い！
って言ってしまっている本は
なんだかストレス解消になった。
私がこの中で一番感銘を受けたセリフは
「男は納豆のようなもの」
一粒捕まえたら何粒もついてくる。
つまり一人にモテるようになれば二人三人ついてくる。
という理論(笑)
確かにモテる時期ってたくさんモテる。
でもこれって男のことだけじゃないと思う。
楽しい気持ちも一粒捕まえれば繋がってついてくる。
もちろん嫌な気持ちも。
きっとお金や名声も。
だから捕まえたいものを明確にして
手に入れるように努力？すれば
一つ捕まえたところで
数珠つなぎになるんじゃないかなって。
なんかよくわからないけど
元気がでた一文。
林真理子さんって
最近では「西郷どん」とか手がけていて
もはや大御所って感じがするけど
なんかこういう昔の本を読むと
あーこんな感じの人！って思い出す。
あっけらかんとすごいことを書いちゃうところとか
だからみんな好きなんだろうなぁと思ってしまう。
最近アマゾンとかで本をダウンロードしても
実用書ばっかりだから
もっとエッセイとか小説とか読みたいなって
思ったのでした。
