猫鹿日記

80年代うまれ 【読書】【投資】【旅】【人生】

5月に読んだ本のリスト

 

 

2022年5月に読んでtweetしたものがざっと9冊かな。

もう少し読んでると思うけど「面白かった」と思えるものしか

tweetしてないからそんなもの。

 

垣谷美雨さんは去年出会って一番たくさん読んだ人。

社会問題を取り上げていて、しかも最後は救われる設定がほとんど。

読んだ後に明日も頑張ろう!って思わせてくれる作家さんなので

1ヶ月に数冊は読んでいる。

以下の「農ガール農ライフ」は都会で行き詰まっちゃったアラサー女子が

田舎で農ガールとして奮闘する話。

女性の価値観について考えさせられる。

 

さらに「ニュータウンは黄昏て」はバブルの大騒ぎの中で、ものすごい金額で分譲の団地を買ってしまった家族の戦い。

団地って今はURとか言ってなんだかコスパ良さそうなだけに知らないことがたくさんあった。

 

 

 

青山美智子さんも初めて。絵を描く用語である「エスキース」をキーワードにして物語が進んで行くのだけど原田マハさんとはまたちょっと違う感じ。

読み終わった後に優しい気持ちになれた。

 

 

ミステリーも1ヶ月に1冊は必ず読みたくなる。

病院で患者を人質に立て篭もる犯人とのネゴシエーションのやりとり。

設定が面白かった。けど、読後スッキリ!というわけにはいかなかった。

 

 

次はブログでも感想を書いたけど、オーディブルできいた。

オーディブルで物語を聞くと結局何も手につかなくなっちゃうことがわかった。

椅子とベットの中で数時間、黙って聞いていた作品。

 

 

私も努力しないで作家になりたい、と邪な気持ちで手に取ったけど

無茶苦茶努力している主人公。

タイトルの回収ができていませんけど...ってなった。

 

 

Twitterでものすごく人気だったので手に取ってみた。

テンポや言葉のチョイスが痛快で読みやすかった。

 

村田さんも去年のコンビニ人間から見かけるたびに読んでいる作家さん。

彼女の本は「性」をテーマにしているものがいくつかあって、共感できるなぁって

思うところから、オイオイちょっと待ってついてけないぞって、すごい勢いで置いてかれていく感が面白い。ちょっと綿矢りささんと似てる気がする。

 

 

 

安定の伊坂ワールド。これもオーディブルで。

読みだすとまた次読みたくなるし、過去作品も掘り返したくなっちゃう。

 

こんな感じで1ヶ月楽しく本を読んだのだけど

薄々感じていたことではっきりしたことが

 

なんとか賞とか、そういうものと自分の感性はやっぱり違うということ。

みんながいいって言ってるものは「確かにいいよね」止まりなことが多い。

何十年も本を読んでるってことは

知らないうちに自分の読書の価値観が形成されているってことなんだなって

思った。

 

だから自分の好きな本を信じて読むこと。

 

でもそれは流行りの本とかみんなが良いっていう本を読むからこそ

気がつけるので、時間の許す限りは色々チャレンジしていきたいと思う。