少し前に「方舟」という本を読み終わった。
Twitterのタイムラインで毎日見かける本で
衝撃のラスト!とか
この本を読む前の自分に戻りたいとか
あらゆるミステリー作家が大絶賛!
で、帯に作家さんの名前とコメントが連なってて
なんでそこまで?って気になって気になって。
私にしては珍しく紙媒体でお買い上げ。
ストーリーとしては超怪しげな地下建築に大学時代の同級生と、謎の家族の10人が閉じ込められて、誰か1人犠牲にしなければ出られないというもの。
初めて読む作家さんでとても興味深かった。
それよりも世間の大絶賛に対して
自分はどう思うのかという興味。
結論としては、私にとっては
世間ほど...という感じ。
衝撃の結末って言っても
登場人物の中に犯人がいる以上衝撃じゃないし、
ミステリーのお約束として、登場してない人物を
犯人にするわけには行かないらしいし。
そういう意味ではそこまで驚きはなかったけど
綾辻行人さん然りで、それをどう魅せるかという点ではやっぱり面白かった思う。
ただ、どうしても腑に落ちないこともあって、
そうやって読み終わったあと、同じ本を読んだ誰かとどうしても
感想を共有したくなる本っていう意味では素晴らしいんだろうなって思った。
追記:最近オーディブルで聴けるようになってる!最後のクライマックスのところだけ聞き直そうかな。
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